2013年3月31日日曜日

ファイナルカット Pro X キーフレームを追加 ー素材を移動するー

今回はキーフレームを用い、時間の経過に伴って素材を動かす方法について記述します。


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1.移動したい素材を選択し、再生ヘッドを先頭に合わせます。



2.ビューアーで再生されるサイズを小さくします。



3.左下の【変形】のマークをクリックします。画面上の素材が白枠と青い点で表示されます。



4.再生ヘッドが先頭にあるときの、素材の位置を決定します。3の画面から素材をドラッグし、画面の外に出します。次に、この位置を記憶させるために左上のマークをクリックします(キーフレームの追加)。オレンジ色に変化します。




5.タイムライン上で再生ヘッドを移動し、この時点での素材の位置を決定します。


6.4の位置から、再生させたい位置まで素材をドラッグします(この時点では、キーフレームを追加する必要はありません)。赤い実線は、素材の中央が移動する軌跡を示します。



7.タイムライン上で、再生ヘッドを素材の終わりに移動します。一番右のスナップのマークをONにしておく(【N】)と、【▼】の操作のみで移動することができます。


完全な素材の終わりに再生ヘッドを移動すると、ビューアーから移動中の素材が消えてしまうので、【N】で素材の最後に再生ヘッドを移動した後に、1フレームのみ前に戻します(【◀】)。



8.6の位置から、表示させたい位置まで素材をドラッグします(この時点でも、キーフレームを追加する必要はありません)。



9.完了をクリックし、再生ヘッドを先頭に戻して、再生します。時間の経過にともなって素材が移動するのがわかります。

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タイムライン上での 再生ヘッドの位置と、ビューアーにおける素材の位置 により、素材が移動するスピードを変化させることができます。
ありがとうございました。